こんにちは!都立自校作成校受験対策専門塾・誠学会の中山です。
この記事では、公立中学校の中学3年生の三省堂書店が出している英語の教科書NEW CROWN3のLesson4 READING FOR FUN1の『Zorba’s Promise』に出てくる重要文法の解説と現代語訳を掲載しています。
その他のNEW CROWN3 Lesson4の現代語訳と解説はこちらです。
東京都の公立中学校で三省堂書店の英語の教科書NEW CROWN3を使っている方の定期テスト対策にお使いください。
※以下の地域に当てはまる方がこちらの教科書の対象です。
中央区、台東区、江東区、大田区、荒川区、八王子市、武蔵野市、昭島市、調布市、小金井市、小平市、東村山市、国分寺市、東大和市、東久留米市、稲城市、大島地区、三宅地区、八丈地区
では解説を始めます。
「Zorba’s Promise」の現代語訳と重要文法
「ゾルバの約束」
ゾルバは港近くのバルコニーでくつろいでいました。
突然、一羽のカモメがソルバの近くに降り立ちました。
「助けてください」とカモメは泣き叫びました。
「私は油で覆われています。もうじき死ぬでしょう。」
「ぼくは何ができる?」とゾルバが尋ねました。
suddenly:突然
gull:カモメ
land:(動詞) 着陸する
be covered with A:Aに覆われている
be dead:死ぬ
「私は今ちょうど卵を一つ産み落としました。
どうかその世話をして、私の子にエサをやり、そして飛び方を教えると約束してください。
約束して頂けますか?」
「ぼくが?」
「はい、あなたが。」とカモメが言いました。
「約束するよ。」
「ありがとう」とカモメが言いました。
彼女はすぐに死んでしまいました。
彼女の体の下に、ゾルバはその卵を見つけました。
laid:layの過去分詞形、〜を横たえる、(卵)を産む lay-laid-laidの不規則変化です。
promise to take care of it:不定詞の名詞的用法です。動詞promiseの目的語(目的語は名詞のみ)がto take care of itです。不定詞の名詞的用法は「〜すること」と訳しましょう。
feed:(動詞)〜に餌をやる
teach it how to fly:ベースはteach O1 O2です。「O1にO2を教える」と訳します。そのO2の部分にhow to fly(飛び方) という名詞が来ています。疑問詞+不定詞で名詞扱いします。how to doだったら「どのように〜するか」what to doだったら(何をするべきか)のように訳します。
毎晩ゾルバはその卵を温め続けました。
それはむずかしいことでしたが、決して彼はあきらめませんでした。
ある朝、ゾルバは目を覚ましました。
小さな白い頭が彼の方を見ていました。
「ママ。」
「ぼくは君のママではないよ。
でも、君はラッキーだ。
だから、それが君の名前だよ。ラッキー。」
kept the egg warm:keptはkeepの過去形です。ベースはkeep O Cですので「OをC(の状態)に保つ」と訳します。「卵を温かく保つ」と訳しましょう。
direction:方向
ゾルバはラッキーを世話しました。
汚く太ったネズミや意地悪な猫が彼女を襲ってきたときは、ゾルバが彼女を守りました。
やがて、ラッキーは美しいカモメになりました。
took care of A:tookはtakeの過去形です。take-took-takenの不規則変化です。take care of Aは「Aを世話する」
mean:(形容詞) 意地悪な
protect:〜を守る
In time, :やがて
「ラッキー」とゾルバが言いました。
「もう飛ぶ時期だ。」
「なぜ私は飛ばなければいけないの?」とラッキーは言いました。
「きみはカモメなんだ。」
「私が?カモメ?」
「そう、きみはカモメなんだ。ぼくはネコ。それぞれ違うんだ。それぞれ良いんだ。
たとえぼくたちは違っても、ぼくは君を愛し尊重している。」
「だから私は飛ばなければいけないの?」とラッキーが質問しました。
「それが正しい。ネコはネコのする事をする。
カモメはカモメのする事をする。カモメは飛ぶんだ。」
「私はあなたの助けなしでは飛べません。私に教えてもらえますか?」
「もちろん。ぼくはきみのお母さんと約束したんだ。そして今度は、きみと約束する。」
it’s time to fly:it’s time to doで「〜する時間だ」と訳しましょう。
even though:(接続詞)たとえ〜でも
correct:(形容詞) 正しい
without:(前置詞)〜なしで
ラッキーの飛ぶ訓練が始まりました。
彼女は何度も飛ぼうとしましたが、いつも失敗しました。
ある雨の夜、ゾルバとラッキーは塔へ行きました。
「ラッキー、すべての空は君のものだよ。
つばさを広げて、飛ぶんだ。」
「私はできない。」彼女は泣き叫んで、端から後ろに下がりました。
「いや、きみならできるよ。きみが本当に望めばできる。」
ラッキーは位置に戻り、そして空中に踏み出しました。
最初、少し落下しました。少し後、彼女はコントロールを手に入れました。
彼女のつばさは風を捕まえ、彼女は飛び始めました。
「ゾルバ、あなたの言う通りです。私は飛べる!」
ラッキーはそう言うと、飛び去って行きました。
「そう、きみならできる。」ゾルバは広く、何もない空に向かって言いました。
tried to fly:不定詞の名詞的用法です。動詞tryの目的語(目的語は名詞のみ)がto flyです。不定詞の名詞的用法は「〜すること」と訳しましょう。try to doはよく使う表現なので「〜しようとする」と熟語で覚えてしまいましょう。
fail:(動詞) 失敗する
pull away:(動詞) :後退する
edge:(名詞) 端、へり
get back into A:Aに戻る
step into A:(動詞) Aに踏み出す
fell:(動詞) fall(落ちる)の過去形、fall-fell-fallenの不規則変化です。
moments:(名詞) 時間、瞬間
gain:(動詞) 〜を得る
caught:(動詞) catch(捕まえる)の過去形です。catch-caught-caught
started to fly:不定詞の名詞的用法です。動詞startの目的語(目的語は名詞のみ)がto flyです。不定詞の名詞的用法は「〜すること」と訳しましょう。start to doはよく使う表現なので「〜し始める」と熟語で覚えてしまいましょう。
flew away:(動詞) fly away(飛び去る)の過去形です。fly-flew-flown
empty:(形容詞) 空の、何もない
以上で「Zorba’s Promise」の現代語訳と重要文法の解説を終了します。
定期テスト頑張ってください!
その他のNEW CROWN3 Lesson4の現代語訳と解説はこちらです。
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