こんにちは!都立自校作成校受験対策専門塾・誠学会の中山です。
この記事では、公立中学校の中学3年生の三省堂書店が出している英語の教科書NEW CROWN3のLesson4 READING FOR FUN2の『A Present for You』に出てくる重要文法の解説と現代語訳を掲載しています。
その他のNEW CROWN3 Lesson7の現代語訳と解説はこちらです。
東京都の公立中学校で三省堂書店の英語の教科書NEW CROWN3を使っている方の定期テスト対策にお使いください。
※以下の地域に当てはまる方がこちらの教科書の対象です。
中央区、台東区、江東区、大田区、荒川区、八王子市、武蔵野市、昭島市、調布市、小金井市、小平市、東村山市、国分寺市、東大和市、東久留米市、稲城市、大島地区、三宅地区、八丈地区
では解説を始めます。
「Learning from Nature」の現代語訳と重要文法
①あなたは鳥のように飛ぶことを考えたことがありますか?
多くの人があるでしょう、レオナルド・ダ・ヴィンチを含めて。
彼は鳥を非常に注意深く観察し、鳥の翼の動きをまねた飛行機械を設計しました。
彼の設計はうまくいきませんでしたが、他の人たちを触発しました。
彼の設計は、新しい製品や技術を創り出すために、自然からアイデアを得てそのアイデアを使用する初期の実例でもありました。
この学問分野はバイオミメティクス(生体模倣技術)と呼ばれています。
次の例では、バイオミメティクスの方法と使い方を明らかにします。
Have you ever thought of〜:現在完了「〜したことがありますか?」
thought of:think ofの過去形「(名詞)を考える」
flying like a bird:動名詞
Many people have:Many people have (ever thought of flying like a bird)が省略されています。
observe:観察する
carefully:注意深く
flying machines that mimicked the actions of birds’ wings:主格の関係代名詞that以降がflying machinesを修飾しています。
mimic:真似する
didn’t work:「うまくいかなかった」、ここでは「働く」とは訳しません。
inspire:触発する
instance:例
getting ideas:動名詞、「アイデアを得ること」
the ideas to create new products and technologies:不定詞の形容詞的用法、to create以降がthe ideasを修飾しています。
academic field:学問分野
is called:受動態「〜と呼ばれている」
the following examples:形容詞following「次の」
clarify:明らかにする
methods:方法
②あなたの周りを見渡してください。
みなさんの中の一人は、バイオミメティクスを使った製品を今持っているかもしれません、
それは財布や靴やかばんにある面ファスナーです。
look around:〜を見渡す
hook and loop fastener:面ファスナー
③これらのファスナーのアイデアはあるスイス人技師の頭に思い浮かびました。
彼は犬と一緒に森の中を散歩しました。
イガが彼の服と犬の毛にくっついていました。
そのイガを取り除くのは困難でした。
彼はさらに接近してそれを見ました。
そこには数百の小さなかぎがありました。
かぎは、衣類や動物の毛などのループに簡単に引っ掛かりました。
技師は自然を間近に観察することで、使いやすい新製品のアイデアを得ました。
come to:〜に思い浮かんだ、(アイデアが)舞い降りた
take a walk:散歩する
walk through:通り抜ける
burs:クリなどのイガ
stick to:〜にくっつく
fur:毛
it was difficult to remove the burs:不定詞の名詞的用法を使った仮主語構文、元はto remove the burs was difficult. だが、英語において主語が長いことはよろしくないので、仮の主語itを主語に置き、真の主語は後ろに置きます。
remove:取り除く
looked at one:このoneはbursを指しています。
closely:近くで
hooks:かぎ
caught:catchの過去形「引っかかる」
onto:〜の上に
observing nature:動名詞、「自然を観察すること」
the engineer:技師
a new product that you can use easily:目的格の関係代名詞that以降がa new productを修飾しています。
④あなたはもう一つのバイオミメティクスの成功例である新幹線を知っているかもしれません。
1990年代以前、新幹線にはトンネル内の空気抵抗に問題がありました。
列車は高速で狭いトンネルに入ります。
これにより、トンネル内部に空気の圧力が発生しました。
列車がトンネルから飛び出るとき、前方に空気を押し出しました。
圧力の急激な変化が大きな騒音を引き起こし、それはほぼ半キロメートル離れた人々を苛立たせました。
鉄道会社はこの問題を解決するためにチームを作りました。
チームは、列車がトンネルに入る前に速度を落とすことに決めました。
これによりノイズは減少しましたが、所要時間が増加しました。
air resistance:空気抵抗
tunnel:トンネル
enter:入る
narrow:狭い
create:〜を作る
air pressure:気圧
rush out of〜:〜から出る
ahead of〜:〜の前に
sudden:突然の
result in〜:〜になる
loud:うるさい
a loud noise which annoyed people:主格の関係代名詞which以降がa loud noiseを修飾しています。
annoy:〜を不快にさせる
〜away:〜離れている
to solve the problem:不定詞の副詞的用法、「〜するために」と訳します。
decide to do:〜することを決める
slow down:遅くする
went into〜:goの過去形、〜の中に入っていく
reduce:〜を減らす
increase:〜を増加させる
⑤その後、チームのあるエンジニアは、自分に言いました、
「私たちはこれよりもうまくやれる。
圧力の急激な変化をうまく処理する方法はあるだろうか?」
彼はカワセミという鳥のデザインにアイデアを見つけました。
この鳥は長く先のとがったくちばしを持っています。
このくちばしの形のおかげで、大きな水しぶきや騒音を出さずに、なめらかに水中に飛び込むことができます。
do better:うまくやる
a way to manage sudden changes:不定詞の形容詞的用法、a way を修飾しています。
manage:〜を処理する、うまくやる
king fisher:カワセミ
pointy:尖った
beak:くちばし
shape:形
because of 名詞:前置詞、「〜が理由で」
smoothly:スムーズに、滑らかに
dive into〜:〜に飛び込む
without 名詞:前置詞、「〜なしで」
much of:たくさんの
splash:水しぶき
⑥エンジニアは、カワセミのくちばしをまねた列車のデザインをテストしました。
それはうまくいきました。
この設計によりトンネル内の空気の圧力が低下しました。
これは列車の出す騒音を減らしました。
さらに、この新しい設計により、列車はより速く進み、エネルギーを節約することができました。
このバイオミメティクス(生体模倣)のデザインは、旅行者、近くに住む人々、そして会社に良い結果をもたらしました。
train design that imitated the kingfisher’s beak:主格の関係代名詞that以降がtrain designを修飾しています。
imitate:〜を真似する
it worked:うまくいった
lower:〜を低くする
the noise (which) trains made:目的格の関係代名詞whichが省略されています。which以降がthe noiseを修飾しています。
In addition:加えて
go faster:速く進む
save energy:エネルギーを節約する
due to 名詞:〜が理由で
people living nearby:現在分詞livingがpeopleを修飾しています。分子は二語以上の場合は後ろから修飾、一語の場合は前から修飾します。今回はnearbyがあるので二語以上で後ろから修飾。
nearby:近く
⑦すべての生物は進化するにつれて、自分たちの環境に対し特定の適応を発達させました。
イガは人や動物に付着して植物の種を拡散させます。
長いくちばしによって、カワセミは滑らかに水に飛び込んで魚を捕まえられます。
自然からのこれらの、及びその他のアイデアは工学、デザイン、芸術、そして人生において、様々な方法で人間を触発させてきました。
自然の知恵は私たちの心をおし広げ、私たちの生活を向上させるのに役立ちます。
as:接続詞のasはいろいろな意味があるが、今回は文脈で「〜するにつれて」が適当
living things:生き物
evolve:進化する
specific:特定の
adaption:適応
burs:イガ
stick to:〜にくっつく
to spread the plant’s seeds:不定詞の副詞的用法、〜するためにと訳しましょう。
spread:〜を広げる、拡散させる
seed:種
inspire:〜を触発する
in many ways:「多くの方法で」その後の「:」は方法の具体例を羅列しています。
wisdom:知恵
broaden:〜を広げる
help us improve our lives:元の形はhelp us to improveだが、helpは不定詞のtoを省略することも可能(省略しなくてもOK)訳し方はhelp O to doで「Oがdoすることを助ける」
improve:〜を改善する
以上で「Learning from Nature」の現代語訳と重要文法の解説を終了します。
定期テスト頑張ってください!
その他のNEW CROWN3 Lesson7の現代語訳と解説はこちらです。
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