西高校
西高校
どういう学校か、入試の倍率などのデータを知りたい方はこちらをご覧ください。
国語の自校作成問題について、傾向や対策を述べていきます。
大問1
- 漢字の読みが4問出題されます。
- 送り仮名をともなう訓読みの用法が出題される場合があります。
(例:来す、遣わす) - 四字熟語が出題されることがあります。
(例:泰然自若、経世済民)
大問2
- 漢字の書きが4問出題されます。
- 小学校6年間で習った漢字が出題されます。
- 四字熟語が出題されることがあります。
(例:同工異曲、不易流行)
大問3
大問3では物語文が出題されます。
1:本文
2021年度から2023年度において、どのような主題の物語文が出題されたのかを見ていきましょう。
2023年度:弓道に打ち込む2人の高校生
2022年度:相撲取りと呼出、それぞれの晴れ舞台
2021年度:音楽家の心の交流
「何かを頑張っている人が2人登場して、頑張っているうちに成長する」という王道ストーリーが展開される物語文の出題が続いています。
2:設問
2021年度から2023年度における設問の出題内容を見ていきましょう。
- 人物の気持ち
- 人物の行動・発言の理由
- 文章の表現の特徴
- 人物の様子
- 人物の考え
心情を問う問題が多いです。毎年、記述問題でも心情が問われています。
心情の変化を問うことが多いので、本文を読む際に意識してください。
表現については、視点や表現技法(比喩など)、擬音語についての言及がありました。
大問4
大問4では説明文が出題されます。
1:本文
2021年度から2023年度において、どのようなテーマの説明文が出題されたのかを見ていきましょう。
2023年度:脱成長論、新しい豊かさ
2022年度:科学的知識との向き合い方
2021年度:知識と情報の違い
テーマはバラバラですが、思考・解釈・近代から現代にかけての価値観の更新といった内面の革新に関する出題が多いと感じました。
哲学的ではないテーマで哲学的なことを問うてくると言い換えても良いかもしれません。
2:設問
2021年度から2023年度における設問の出題内容を見ていきましょう。
- 内容説明
- 理由説明
- 論理展開
- 200字作文
- 例えが何を主張するためのものか
200字作文は「新しい豊かさとはなにか」「知識があることとそれを適切に使うこと」「知識の構造」といったテーマで出題されています。
日ごろから哲学的な視点で物事を考える習慣をつけておくのが一番の対策であるように思います。
大問5
大問5では、古文や漢文を題材にした鑑賞文が出題されます。
鑑賞文とは、特定の作品の良さを語った文章です。
1:本文
2023年度:清代の漢詩
2022年度:漢文と漢詩
2021年度:古代の日本の時間意識を示すいくつかの作品
感傷的な内容にはならず、極めて論理的に文章が展開されています。
鑑賞文ではなく、設問文の1種として読んだ方が良さそうです。
となると、あまり他校の鑑賞文では練習にならないかもしれません。
西高校の過去問をなるべく多くの年数集めて、練習を積み重ねましょう。
2:設問
2021年度から2023年度における設問の出題内容を見ていきましょう。
- 内容説明
- 語句の意味・用法
- 理由説明
- 漢詩の解釈
本文だけでなく、設問も説明文と同じようなテイストです。
内容説明の問題が圧倒的に多いです。
語句の意味・用法を問う設問が毎年1題出題されているようです。
論理的な読解ができるようになった後は、語彙力をつけることもしておきたいですね。
英語の自校作成問題について、傾向や対策を述べていきます。
大問1
大問1はリスニング問題です。
リスニング問題は自校作成問題ではなく、共通問題となりますのでこちらをご覧ください。
大問2
大問2は会話文の読解です。
1:本文
会話文の主題は以下のようなものでした。
2023年度:日本語特有の曖昧な表現
2022年度:新幹線の特徴
2021年度:アロマセラピーとお香
文化などにおける日本特有のものについての会話が出題されています。
他校の会話文で演習をする際は、そういったテーマのものに優先して取り組むと良いでしょう。
2:本文
2021年度から2023年度における設問の出題内容を見ていきましょう。
- 会話文中の空欄に入る、本文の流れに合う発言を選ぶ
- 内容説明
- 内容一致問題
- 単語・語句を並び替えて正しい英文をつくる(いわゆる整序問題)
- 会話文中の空欄に1語を入れる
一般的な自校作成問題より大問が1つ多いため、大問2は設問が少な目となっています。
これといった特徴がなく、会話文の設問としてはよくあるものがまんべんなく出題されているという印象です。
大問3
大問3は説明文の読解です。
1:本文
説明文のテーマは以下のようなものでした。
2023年度:模造肉
2022年度:菌類の利用
2021年度:時間感覚
長文が3つ出るという全体の構成との兼ね合いで、他の自校作成校より少し本文が短くなっています。
論理構造が明快で、「読みやすい」という印象でした。
2:本文
2021年度から2023年度における設問の出題内容を見ていきましょう。
- 本文中の空欄に合う語を選ぶ
- 内容説明
- 内容一致問題
- 単語・語句を並び替えて正しい英文をつくる(いわゆる整序問題)
- 本文中の空欄に合う英文を選ぶ
- 英文を入れるのに適した空欄を選ぶ(脱文補充)
- 適切なグラフを選ぶ
空欄に適切な1語を選ぶ問題が目立ちました。
論理構造が明快な文において、その論理構造をどれだけしっかり理解しているかを問うていると思われます。
大問4
大問4も説明文の読解です。
1:本文
大問4の説明文のテーマは以下のようなものでした。
2023年度:アブシンベル神殿とその移設
2022年度:人新世
2021年度:道を見つける能力
大問3の説明文より文章が長いですが、大問3と同じく論理構造は明快です。
2:本文
2021年度から2023年度における設問の出題内容を見ていきましょう。
- 本文中の空欄に合う語を選ぶ
- 本文中の空欄に合う文を選ぶ
- 内容一致問題
- 英作文
- 整序問題
- 英文を入れるのに適した空欄を選ぶ(脱文補充)
- 内容説明
本文中の空欄に適切な語や文を入れる問題が圧倒的に多いです。
論理構造を根拠にして選ぶ練習をしていくと、点数が安定しやすくなります。
英作文は、40〜50語で「お勧めの日本の遺跡・世界遺産」「地球環境への人の影響を減らす方法」「人に悪影響を与えうる技術」といったテーマが出されました。
バックボーンとなる知識が必要なテーマになっていると思います。
とはいえ、内容よりも文法的にミスのない英文を書くことが大事なので難しく考えずにシンプルな内容で書くようにすると良いです。
ここからは、数学の自校作成問題の傾向と対策を見ていきましょう。
1:大問1の出題内容と対策
問1
入試年度 | 出題内容 |
2023年度 | 根号を含む式の計算 |
2022年度 | 根号を含む式の計算 |
2021年度 | 根号を含む式の計算 |
複雑な式の計算です。
「どう工夫をするか」というよりは、どう正攻法の計算でミスをせず素早く処理ができるか
を試す問題になっている印象です。
問2
入試年度 | 出題内容 |
2023年度 | 二次方程式の計算問題 |
2022年度 | 二次方程式の計算問題 |
2021年度 | 二次方程式の計算問題 |
問1と同様に、工夫する力よりも純粋な計算力を問うている印象です。
サービス問題ですね。
問3
入試年度 | 出題内容 |
2023年度 | サイコロの確率 |
2022年度 | 袋の確率 |
2021年度 | 袋の確率 |
上記を含めて過去5年をみると、袋3回、サイコロ2回という出題でした。
2024年度以降もこのどちらかが出題されると思いますが、念のためカード、コインといった題材の問題も練習しておきましょう。
問4
入試年度 | 出題内容 |
2023年度 | 資料の活用 |
2022年度 | 資料の活用 |
2021年度 | 図形の角度を求める |
毎年出題内容が変わる設問のようです。
その代わり、難易度は低めです。
これまでの出題の有無に関わらず、中学数学は全般的にできるようになっておいて欲しいというメッセージを感じます。
問5
入試年度 | 出題内容 |
2023年度 | 作図の問題 |
2022年度 | 作図の問題 |
2021年度 | 作図の問題 |
大問1は作図問題で締めくくられます。
円の性質を利用する問題が続いていますので、そういった問題を優先して他の自校作成校の問題にも挑戦しておきましょう。
2:大問2の出題内容と対策
大問2では二次関数の問題が出題されます。
全部で3問出題されますが、その3問は「問1・問2・問3」と表記される場合もあれば「問1・問2(1)・問2(2)」と表記される場合もあります。
区別するのが面倒くさいので、1問目・2問目・3問目と表記していきます。
1問目
入試年度 | 出題内容 | 正解のためのポイント |
2023年度 | 2点間の距離 | グラフ上の点の座標を求める三平方の定理 |
2022年度 | 2点間の距離 | グラフ上の点の座標を求める三平方の定理 |
2021年度 | 条件を満たす点の座標を求める | グラフ上の点の座標を求める |
1問目は簡単な問題です。
ここを落とすと、自動的に他の生徒より9.8点分(7点×1.4)不利になると考えてください。換算内申約2つ分です。
絶対に落とさないようにしてください。
2問目
入試年度 | 出題内容 | 正解のためのポイント |
2023年度 | 三角形の面積を求める | x軸に平行な線分を底辺とする三角形の面積を求める |
2022年度 | 条件を満たす点の座標を求める | 三角形が成立する条件2点を通る直線の式を求めるグラフ上の点の座標を求める |
2021年度 | 条件を満たす点の座標を求める | 相似な三角形の性質2点を通る直線の式を求めるグラフ上の点の座標を求める |
2問目も非常に解きやすい問題となっています。
1問目と同じく、絶対に落とせないという姿勢で臨んでください。
3問目
入試年度 | 出題内容 | 正解のためのポイント |
2023年度 | 立体の体積を求める | グラフの交点の座標の求め方三平方の定理円すいの体積を求める方法 |
2022年度 | 図形の面積を求める | 2点の座標から変化の割合を求める平行線と面積の関係グラフ上の点の座標を求めるグラフの交点の座標の求め方y軸に平行な線分を底辺とする三角形の面積を求める |
2021年度 | 条件を満たす直線の式を求める | 2点の座標から変化の割合を求める平行線と面積の関係 |
基本事項の組み合わせで問題が複雑になっていて、制限時間内に完答するのがやや大変な問題になっています。
じっくり考えればできないことはない問題なので、是非過去問演習では時間をかけてじっくりと取り組んでみてください。
3:大問3の出題内容と対策
大問3では平面図形の問題が出題されます。
2021年度は平行四辺形が、2022年度・2023年度は円とそれに内接する図形が題材となっています。
ここでも1問目・2問目・3問目と表記していきます。
1問目
入試年度 | 出題内容 | 正解のためのポイント |
2023年度 | 線分の長さを求める | 半円の弧に対する円周角は90度三平方の定理 |
2022年度 | 角度の大きさを求める | 正三角形の性質30度ー60度ー90度の直角三角形の辺の長さの比直角二等辺三角形の性質円周角と中心角の関係 |
2021年度 | 角度の大きさを求める | 30度ー60度ー90度の直角三角形の辺の長さの比「半円の弧に対する円周角は90度」の逆二等辺三角形の性質合同な図形の性質 |
基本的な内容になっているので、正解しておきたいですね。
設問をよく読み、自分でも図を書いて「どの図形のどの性質を使えば答えに近づけるのか」を試行錯誤していきましょう。
2問目
入試年度 | 出題内容 | 正解のためのポイント |
2023年度 | 三角形の面積を求める | 30度ー60度ー90度の直角三角形の辺の長さの比三平方の定理円周角の定理 |
2022年度 | 四角形と三角形の面積比を求める | 相似な三角形の性質直角二等辺三角形の性質「平行線の同位角は等しい」の逆円周角と中心角の関係平行線の錯角は等しい平行四辺形の成立条件平行線と線分の比の定理 |
2021年度 | 平行四辺形であることの証明 | 平行四辺形の性質合同な三角形の性質 |
問1に比べて難しくなっています。
ここから差がついてくると思われます。
とはいえ、絶望的なほど難しくなっているわけではないので時間をかけてじっくり考えることで実力を養うのに最適な問題だと思います。
3問目
入試年度 | 出題内容 | 正解のためのポイント |
2023年度 | 等式の証明 | 二等辺三角形の性質直角二等辺三角形の性質合同な三角形の性質相似な三角形の性質円周角の定理 |
2022年度 | ある点が円周上にあることを証明する | 二等辺三角形の性質合同な三角形の性質円周角の定理の逆 |
2021年度 | 線分の長さの比を求める | 平行線と線分の比平行四辺形の性質 |
2問目よりさらに難しくなっています。
ここを落としても合格できるよう、他の問題や他4教科、そして内申点を確保しておきたいですね。
4:大問4の出題内容と対策
大問4では場合の数。数の性質といった思考力を問う問題が出題されます。
他の自校作成校があまり出題しない形式の問題なので、類題演習を積み重ねるのが難しいです。
思考力養成に特化した、中3生向けの問題集に取り組むのが良いでしょう。
また、共通問題の大問2もある程度有効です。
ここでも、1問目・2問目・3問目と表記していきます。
1問目
入試年度 | 出題内容 | 正解のためのポイント |
2023年度 | 操作を繰り返して得られる結果を答える | 与えられた操作を正しく読み取り、実行する |
2022年度 | 場合の数 | 積の法則 |
2021年度 | 整数問題 | 全ての組み合わせを書き出して、条件を満たしているかどうかを確認する |
1問目は、与えられた設問を正しく読み取れていれば解ける問題です。
とはいえ、その設問が長いので読み取るのが大変です。
先ほど紹介した方法で類題演習をしておきましょう。
2問目
入試年度 | 出題内容 | 正解のためのポイント |
2023年度 | 条件を満たす数値を求める | 与えられた等式からそれぞれの文字のとり得る値を考える |
2022年度 | 条件を満たせる試合時間を求める | 連立方程式をたてる |
2021年度 | 整式が成り立つことの証明 | 自然数の成立条件偶数の成立条件 |
1問目より複雑になっています。
そもそも慣れていない問題だと思うので、解説を読んだ後に自力で解くという取り組みが大事になります。どんどん慣れていきましょう。
3問目
入試年度 | 出題内容 | 正解のためのポイント |
2023年度 | 存在しえない数を求める | 樹形図に書きだす |
2022年度 | 条件を満たす走者の速さの範囲を求める | 与えられた文や表から数式をつくる |
2021年度 | 条件を満たす自然数の組を求める | 考えられる組み合わせを書き出す |
さらに複雑となっており、本番当日に正解できる可能性はなくはないものの、事前の計画や点数予測で正解するものとして考えるのはやめたほうが良さそうです。
大問3までで合格に必要な点をとるつもりで点を積み重ねておきましょう。
理科社会は自校作成問題ではなく、都立高校共通問題が出題されますのでコチラをご覧くださいませ。
理科社会は自校作成問題ではなく、都立高校共通問題が出題されますのでコチラをご覧くださいませ。
西高校は推薦入試で小論文を実施します。
毎年1題を出題します。
私の知る限り、都立自校作成校のなかで最も特徴的な出題傾向です。
様々な解釈が可能な「名言」について、あなたが感じたことや考えたことを書く問題です。
具体的な過去出題テーマを紹介します。
R5 | 次のことばについて、あなたが感じ、考えたことを述べなさい。「木は不幸ではない。冬の木は葉を落(おと)して素裸かもしれないけれど、不幸ではあるまい。」(開高健) |
R4 | 次の言葉について、あなたが感じ、考えたことを述べなさい。 「人間らしさ」という言葉は、「人間らしさ」が失われようとするとき、あるいは損なわれるような事態に陥ったときに口にされる。(畑中 章宏) |
R3 | 次のことばについて、あなたが感じたり思ったりすることを述べなさい。ドアをあけると風が私を待っていた。だから私は、黙って風に自分を預けたのだ……。(黒井 千次) |
R2 | 次のことばについて、あなたが感じたり思ったりすることを六百字以内で述べなさい。「わかりやすさ」の罠(わな)にはまらないようにするためには、やはり私たち社会を構成するひとりひとりが、「知る力」をもっと鍛えなければなりません。(池上 彰) |
H31 | 次の言葉について、あなたが感じたり思っ たりすることを述べなさい。 「数について何かを発見するためには、数を 転がして、ころころと手のひらで弄ぶことが 一番重要なんです。」 |
H30 | 次のことばについて、あなたが感じたり思っ たりすることを述べなさい。 「問題を出さないで答えだけを出そうという のは不可能ですね。」 |
H29 | 次のことばについて、あなたが感じたり思ったりすることを600字以内で述べなさい。「世界は『のっぺらぼう』である。」(西江雅之) |
H28 | 次の言葉について、あなたが感じたり思っ たりすることを述べなさい。「人生には二つ の道しかない。一つは、奇跡などまったく存 在しないかのように生きること。もう一つは、 すべてが奇跡であるかのように生きること だ。」 (アルベルト・アインシュタイン) |
H27 | 次のことばについて、あなたが感じたり思っ たりすることを600字以内で述べなさい。 「自分では前を見ているつもりでも、実際は バックミラーを見ている。」(マーシャル・マク ルーハン) |
H26 | 次の言葉について、あなたが感じたり思っ たりすることを600字以内で述べなさい。 「私たちはしばしば、できないものを見つけ ることによって、できることを発見する。」 サミュエル・スマイルズ |
H25 | V・E フランクルの次の言葉から、受検者が 感じたり思ったりすることを600字以内で述 べる。 「人間はその人の直面している条件に支配 されてなどいない。むしろ逆に、その条件の ほうにこそ、人間の決断いかんに支配され ているのである。」 |
出典:https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/ability_test/theme/
論理的・分析的な視点だけでなく文学的な視点が必要ですね。
哲学の分野に精通した指導者から添削やアドバイスを受けるのが一番です。
お勧めの指導者がいますので、是非当塾の諏訪にご相談ください!
面接に関しては各高校特に変わりはないのでこちらをご覧くださいませ。
2024年度入試から、数年ぶりに西高校の推薦入試で集団討論が復活することになりました。まず、過去の出題テーマについて見ていきましょう。
R2 | 総務省統計局では日本の人口の状況を把握するために、5年ごとに実施される国勢調査のデータを基に、人口推計を行っています。以下のグラフは、1965年、1990年、2015年の10月1日現在の人口推計による、男女別の5歳階級(5歳ごと)の人口を表したグラフ(人口ピラミッド)です。(グラフ省略)これらのグラフから読み取れることをできるかぎり挙げた上で、それにもとづいて自由に討論してください。 |
H31 | 農林水産省が平成27年度に実施した食品 ロス統計調査・外食調査に関する資料を読み、分かることや考えられることを討論 する。 |
H30 | 内閣府が平成28年に実施した「市民の社会貢献に関する実態調査」(日本の20歳以上の男女が対象)におけるボランティア活動についての調査質問1 平成27年(1月から12月)の1年間のボランティア活動への参加の有無質問2 ボランティア活動への参加理由(質問1で「参加したことがある」と回答した人のみ回答、複数回答可)質問3 ボランティア活動への参加の妨げとなる要因(全員回答、複数回答可)上記の質問への回答割合(%)を示したものから読み取れることに基づいて、自由に討論してください。 |
H29 | 環境省が平成24年に実施した「環境問題に関する世論調査」(日本の20歳以上の男女が対象)における、「大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会から脱却し、循環型社会を形成する施策を進めていくことについて、 あなたはどのように思いますか。あなたの考え方に近いものをこの中から一つだけお答えください。」という質問への回答の、回答者全体の回答割合(%)と、回答者の年代別の回答割合(%)を示したグラフから読み取れることに基づいて、自由に討論してください。 |
H28 | 日本放送協会(NHK)が1973年から5年ごと に実施している「日本人の意識調査」(日本 の16歳以上の男女が対象)における、「人に よって生活目標もいろいろですが、リストの ように分けると、あなたの生活目標に一番 近いのはどれですか。」という質問への回答 をまとめ、その推移を示したグラフから読み 取れることに基づいて、自由に討論してくだ さい。 |
H27 | 内閣府が実施した「世界青年意識調査」(日 本の18歳〜24歳の男女が対象)における、 「あなたはどんなときに充実していると感じ ますか。あてはまるものをいくつでも選んで 下さい。」という質問への回答をまとめ、そ の推移を示したグラフから読み取れることに もとづいて、自由に討論してください。 |
H26 | (示した)グラフは、2008年に実施された内閣府「青少年に関する調査」の中の、「学校 に通う意義」について聞いた回答の結果を、 過去2回の調査結果と比較で示したもので す。グラフから読み取れることに基づいて、 自由に討論してください。 |
H25 | 「内閣府『国民生活に関する世論調査』にお ける、今後の生活において重視する内容に 関する質問の回答の推移」の資料から読み 取れることについて自由に討論する。 |
出典:https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/ability_test/theme/
以前は学校生活に関するテーマ設定も見られましたが、集団討論中断前の数年間は時事的なテーマでの出題が続いています。
西高校は小論文で時事的なテーマをまったく扱いませんので、集団討論で扱う可能性が高くなっているものと思われます。
テーマに関する知識や認識を持っておくことは非常に重要です。時事テーマについてまとめている本を読んでおきましょう。
また、発言内容だけではなく発言するとき・他の受験生の話を聴くときの様子・態度も非常に重要です。具体的な対策・アドバイスについて
こちらにまとめておきましたので、是非ご覧ください。
「都立高校自校作成校」の受験対策のことなら何でもお任せください!