【中3国語定期テスト対策】『羊と鋼の森』の解説・予想問題-光村図書

【中3国語定期テスト対策】『羊と鋼の森』の解説・予想問題

こんにちは!都立自校作成校受験対策専門塾・誠学会の中山です。

この記事では、公立中学校の中学3年生の光村図書出版が出している国語の教科書の中の宮下奈都さんの『羊と鋼の森』の要点の解説と定期テストで出そうな問題の解説をします。

東京都の公立中学校で光村図書出版の国語の教科書を使っている方の定期テスト対策にお使いください。

※以下の地域に当てはまる方がこちらの教科書の対象です。

千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、足立区、葛飾区、立川市、武蔵野市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、西東京市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、羽村市、あきる野市、西多摩地区、大島地区、八丈地区、小笠原村

では解説を始めます。

『羊と鋼の森』のあらすじ

高校生の主人公がたまたま学校での調律現場でピアノと出会って、今まで聞いたことがあるピアノの音とは違い、森の匂いを感じ取ったことがきっかけで調律師の道に進む物語です。

主人公の調律の進度を森のイメージの鮮明さで表現しているところがポイントです。

『羊と鋼の森』の定期テスト予想問題

定期テストに出そうな問題を記載しますので、テスト前に自分でそれぞれの問いの答えが出るかをテストし、答えられない箇所はしっかり覚えておきましょう!

解答の根拠になる箇所も書いてありますので、手元に教科書を用意しながら見ましょう。

Q. P86 5行目 上段「後ろでピアノの音がした」とありますが、僕には最初ピアノの音はどんな音に聞こえましたか?一文を書き抜きなさい。

A. 楽器の音というより、何かもっと具体的な形のあるものの立てるような、ひどくなつかしい何かを表すような、正体はわからないけれども、何かとてもいいもの。(P86 8行目 上段)

Q. その人はピアノをどのように弾いていますか?一文を書き抜きなさい。

A. 弾いているのではなく、幾つかの音を点検するみたいに鳴らしているのだ。(P86 13行目 上段)

Q. 僕は鍵盤を叩いた時ピアノの音をどのように表現していますか?比喩表現が書かれている一文を書き抜きなさい。

A. 森の匂いがした。(P86 21行目 上段)

解説:実際に森の匂いがしたわけではなく、イメージですね。

Q. P86 11行目「質問は僕の中で渦を巻く」とありますが、その質問を3つ書き抜きなさい。

A. ピアノをどうするんですか。ピアノをどうしたいんですか。あるいは、ピアノで何をするんですか。(P86 14行目 下段)

Q. P86 12行目 下段「返すものを何も持っていなかった」とありますが、僕にとって質問することはどういうことを意味していますか?

A. 答えてもらったら、もう一度こちらから何かを返さなくてはならない責任を伴うもの

解説:P86 10行目下段に「きくという行為は、責任を伴う」と書いてあります。そのため、僕は質問をするのであれば何かを返さないといけないという責任感があるようです。

Q. P87 8行目上段「この大きな黒い楽器を、初めて見た気がした。」の僕の気持ちを答えなさい。

A. 自分が知っているピアノと別物のように感じた

解説:小学校、中学校にもピアノはあり、どんな音が出るか知っていたし、ピアノに合わせて歌ったことだって何度もあると言っているが、今回のピアノは初めての気がした。と言っています。

Q. P87 15行目〜最後「秋の、夜、〜こぼれてくる」は何の様子を表していますか?

A. ピアノの調律が進む様子

解説:僕はピアノの音を森の気配と表現しています。そのため、森のイメージが明確になればなるほどピアノの調律が進んでいくということを表しています。

Q. この時のピアノと僕の出会いが大きな出会いだったことを暗示している一文を抜き出しなさい。

A. もしもあのとき言葉が出てきていたなら、答えを探し続ける必要はなかった。(P86 20行目下段)

解説:この時答えを聞かなかったから、ずっと答えを探し続けて調律していることがわかります。

以上で「羊と鋼の森」の解説と予想問題を終わります。しっかり予想問題を解いて、定期テストで高得点をとりましょう!

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