こんにちは!都立自校作成校受験対策専門塾・誠学会の中山です。
この記事では、公立中学校の中学3年生の三省堂書店が出している英語の教科書NEW CROWN3のLesson6『Imagine to Act』に出てくる重要文法の解説と現代語訳を掲載しています。
東京都の公立中学校で三省堂書店の英語の教科書NEW CROWN3を使っている方の定期テスト対策にお使いください。
※以下の地域に当てはまる方がこちらの教科書の対象です。
中央区、台東区、江東区、大田区、荒川区、八王子市、武蔵野市、昭島市、調布市、小金井市、小平市、東村山市、国分寺市、東大和市、東久留米市、稲城市、大島地区、三宅地区、八丈地区
では解説を始めます。
目次
Lesson6「Imagine to Act」に出てくる英文法(仮定法)
仮定法過去
仮定法とは事実とは違うことや現実に起こりうる可能性がないことについて語るときに使います。
if節の中を過去形にし、外に過去の助動詞(would, could, might)を使います。
ex) If I had(過去形) a lot of money, I would(助動詞の過去形) buy everything.
(もしたくさんのお金を持っていたら、全てのものが買えるのに。)
このように実際にはお金をたくさん持っているわけではないので、全てのものは買えませんが、そのくらいお金を持っていたらいいなぁという願望です。
※仮定法過去はif節の中が過去形になるだけであって、現在の事象を表すので注意してください!
過去の事象を表したいときは仮定法過去完了というものを使いますのでそれは次回に。
仮定法現在と仮定法過去の違い
仮定法現在とは通常のifのことで、起こりうることを表現します。
ex.) If it rains(現在形) tomorrow, I will(現在の助動詞) not go to school.
(もし明日雨が降れば、私は学校に行かない。)
雨は全然降る可能性があるので仮定法過去ではありません。
仮定法の派生系
I wish
ex) I wish had(過去形) a lot of money. (たくさんお金持ってたらなぁ)
I wish I would(助動詞の過去形) buy everything. (全てのものが買えたらなぁ)
If I were you,
もし私があなたならと言いたい時だけ、If I was you, ではなくIf I were you, と書きます。
(会話ではIf I was youと書く場合もあり)
ex) If I were you, I would choose this one. (もし私があなたなら、これを選ぶでしょう。)
GET Part 1「Imagine to Act」の現代語訳と重要文法
ケイト:あなたは何を読んでいるのですか。
陸:タイムマシンを発明して、未来へ旅する科学者についての小説です。
a scientist who invests a time machine and travels to the future:主格の関係代名詞who以降がa scientistを修飾しています。
invent:発明する
ケイト:かっこいいですね。もしそれがあったなら、あなたは何をしますか。
What would you do if you had one?:仮定法過去
one:タイムマシーンを指しています。
陸:もし私がタイムマシンを持っていたなら、私は過去に行くでしょう。私は恐竜を見てみたいです。
If I had a time machine, I would go to the past.:仮定法過去
the past:過去
dinosaur:恐竜
GET Part2「Imagine to Act」の現代語訳と重要文法
私の猫のベッキーはいつもニャーと鳴いています。
私はいつも彼女のことを理解できますが、彼女が不快な時はそうではありません。
私は彼女が文句を言っていると思っているのですが、確かかどうかわかりません。
私は翻訳アプリを作れたらなぁと思います。
そうすれば、彼女は自分の感情を私に言うことができて、私たちはよりコミュニケーションがとれるのにと思います。
meows:動詞meow-(猫が)鳴く
upset:混乱して、動揺して
complaining:動詞complain-文句を言う
for sure:確か
I wish I could make〜:仮定法過去「もし〜ならなぁ」
translator app:翻訳アプリ
communicate:対話する
USE Read「How to Create New Ideas」の現代語訳と重要文法
①私の夢はタイムマシンを開発することです。
もし私がそれを持っていたら、私は時代を超えて偉大な発明家を訪れるでしょう。
それは、私が長い間考えていたことです。
あなたは私を夢見る人と思うでしょうが、すべての新しいことは夢として始まります。
私は未来のためにどのように新しい何かを作るかを過去の夢見る人から学んできました。
to invent:不定詞の名詞的用法、「〜すること」と訳します。
invent:発明する
If I had one, I would visit〜:仮定法過去
inventor:発明家
across the age:時代を超えて
something (which) I have been thinking of:目的格の関係代名詞whichの省略でI have been thinking of以降がsomethingを修飾しています。
as dreams:前置詞のas-この場合は「〜として」と訳しましょう。
how to create something new for the future.:疑問詞+不定詞→名詞的用法で「どのように〜するか」や「〜の仕方」などと訳しましょう。
②今日、誰も飛行することについて考えていません。
それは新しくない、もしくは特にワクワクしないことです。
それはいつもそうだったとは限りません。
何世紀もの間、飛行機で旅をする夢はレオナルド・ダ・ビンチのような発明家たちに興味を持たせました。
彼は考えました、「鳥のように飛べたらなぁ」と。
彼や他の人々は鳥について研究しました。
彼らは風の中の羽を観察しました。
次第に、彼らはいくつかの飛行の秘密を学びました。
nobody thinks:nobody doesで「誰も〜しない」と訳します。
especially:特に
interested:動詞interestの過去形-「〜に興味を持たせる」
I wish I could fly like a bird:仮定法過去「〜ならなぁ」
gradually:徐々に
③初期の飛行機は馬鹿げていた。
ある発明家は傘と翼を椅子に結び付けました。
別の発明家はアヒルのような機械を作りました。
人々は彼らをからかいました。
しかしながら、発明家たちは彼らの想像力をかなり予想できない方法で使いました。
それらが現代の飛行機の発明につながりました。
新しい何かを作るためにアイデアでいっぱいの精神が必要です。
これが私が学んだ最初のことです。
the earliest:earlyの最上級「最初の」
aircraft:飛行機
ridiculous:馬鹿げた
tied:動詞tieの過去形「〜を結びつける」
duck-like:アヒルに似た
made fun of〜:make fun ofの過去形「〜をからかう」
imagination:想像力
quite:かなり
unexpected:予想できない
led to:動詞lead toの過去形「〜につながる」
modern:現代の
a mind full of〜:アイデアでいっぱいの〜
the first thing I have learned:目的格の関係代名詞whichの省略でI have learned以降がthe first thingを修飾しています。
④1903年、ライト兄弟は最初の飛行に成功しました。
この飛行以前、彼らは多くの実験をしました。
彼らは何度も何度も彼らのアイデアをテストしました。
時には、彼らのグライダーはバラバラに壊れました。
ある時には、兄弟は翼が作動しないことがわかりました。
しかしながら、彼らはあきらめませんでした。
問題に気が付くとすぐに、彼らは解決策を探しました。
兄弟は失敗から学ぶ必要があることを知っていました。
彼らはそれ(失敗)を恐れませんでした。
彼らはそれ(失敗)を歓迎しました。
successful:成功した
experiments:実験
over and over:何度も何度も
glider:グライダー
brake into pieces:バラバラになる
find out:〜とわかる
did not work:workは「働く」ではなく、「作動する」、「うまくいく」という意味もあります。
as soon as:〜するとすぐに
notice:〜に気づく
failure:失敗
be afraid of:〜を恐れる
welcome:を歓迎する
⑤これらの物語は私に二つの重要なことを教えてくれました。
第一に、私たちは新しく独創的なアイデアを考え出すをためらうべきではありません。
私たちの想像力を使うことは出発するカギになります。
第二に、私は失敗から学ぶべきだと気づきました。
何もせずに何も学ばないより、何かして失敗する方がよいです。
これは私があなたたちに託すメッセージです。
想像する勇気を、あなたの生活や社会生活のなかで行動する勇気を持ってください。
taught A B:teachの過去形「AにBを教える」
hesitate:〜をためらう
come up with〜:〜を思いつく
start off:出発する
realize:〜に気づく
It is better to do something and fail <than to do nothing and learn nothing>:仮主語構文、itが仮主語でto do something以降が真の主語ですので、itの中にto do something 以降を入れて訳してください。
the message I will leave:目的格の関係代名詞whichの省略でI will leave以降がthe messageを修飾しています。
leave:〜を残す
have the courage以降:命令文
the courage to imagine:不定詞の形容詞的用法でthe courageをto imagineが修飾しています。the courage to act〜も同様です。
courage:勇気
Take Action! Talk 6「あなたはどう思う?」
ハナ:ブラウン先生のために何をしましょうか?
what shall we do?:何をしようか?
マーク:私はアイデアがあります。歌を歌うのはどうですか?
How about doing〜?:〜するのはどうですか?
ハナ:良いアイデアですね。ケイトはどう思いますか?
What do you think?:どう思う?
ケイト:同意しますが、準備する時間はあるでしょうか?
prepare:〜を準備する
マーク:明日の午後は授業がないですよね?私たちは多くの時間があります。
, right?:〜だよね?
plenty of:たくさんの
ハナ:完璧ですね。やりましょう。
以上で「Imagine to Act」の現代語訳と重要文法の解説を終了します。Lesson6のテーマは仮定法過去なのでその箇所の和訳は必ず完璧にしましょう。
定期テスト頑張ってください!
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