【中3英語定期テスト対策】Further Reading2「A Moment of Peace」の現代語訳と解説-NEW CROWN3 付録

【中3英語定期テスト対策】Further Reading2「A Moment of Peace」の現代語訳と解説-NEW CROWN3付録

こんにちは!都立自校作成校受験対策専門塾・誠学会の中山です。

この記事では、公立中学校の中学3年生の三省堂書店が出している英語の教科書NEW CROWN3付録 Further Reading2の『A Moment of Peace』に出てくる重要文法の解説と現代語訳を掲載しています。

東京都の公立中学校で三省堂書店の英語の教科書NEW CROWN3を使っている方の定期テスト対策にお使いください。

※以下の地域に当てはまる方がこちらの教科書の対象です。

中央区、台東区、江東区、大田区、荒川区、八王子市、武蔵野市、昭島市、調布市、小金井市、小平市、東村山市、国分寺市、東大和市、東久留米市、稲城市、大島地区、三宅地区、八丈地区

では解説を始めます。

「A Moment of Peace」の現代語訳と重要文法

親愛なるお母さまへ

①私の手紙を受け取って頂いていれば幸いですが、あなたも郵便と検閲がどのようなものかご存知でしょう。
25日前に私のクリスマスの挨拶を受け取りましたか?

receive:〜を受け取る
you know what the post and censors are like?:間接疑問文what以降が名詞扱いとなります。また、文中に疑問文を入れる場合は語順は普通の文(倒置が解除)になります。
are like〜:be like〜で「〜のようだ」と訳します。
censors:検閲
greetings:あいさつ

②ここ塹壕でのクリスマスは素晴らしいものでした。
何が起こったのか信じられないかもしれませんが、次の話は本当です、本当のクリスマスの話です。

trenches:塹壕
believe what happened:間接疑問文what以降が名詞扱いとなります。また、文中に疑問文を入れる場合は語順は普通の文(倒置が解除)になります。
following:形容詞「次の」

③クリスマスの日の朝、ジョージと私は最前線の塹壕で見張りの務めを果たしていました。
病人や負傷者の叫びで散々な、いやな仕事です。
しかし、その朝には静けさがありました。
なぜだろうと思いました。
攻撃の前の静寂だったのでしょうか?

on guard duty:guard見張り、duty義務、務め
front-line:最前線の
unpleasant:嫌な、不本意な
job made worse by the cries of the sick and wounded:過去分詞made以降がjobを修飾しています。元々の形はmake an unpleasant job worseで「嫌な仕事をさらに悪くさせる」です。
worse:badの比較級「より悪い」
wounded:負傷している
silence:静けさ
wonder:〜を疑問に思う
calm:静けさ

④それから私達はドイツ軍の塹壕から歌声を聞きました。
言葉はわかりませんでしたが、メロディーはわかりました。
よく一緒に歌ったクリスマスソングでした。
終わりに近づくにつれて、声は大きくなりました。
とても奇妙な瞬間でした。
私たちは警戒を続けました。
実際、緊張が高まりました。
一瞬の沈黙の後、再び歌が始まりました。

singing:動名詞「歌うこと」
German:ドイツ軍の
recognize:認識する
a Christmas song that we often sang moment:目的格の関係代名詞that以降がsongを修飾しています。
sang:singの過去形「歌う」
moment:一瞬

⑤彼らが3つめの曲を始めたとき、ジョージが彼らと一緒に歌いました。
彼は微笑んで「おい君、参加しろよ」と言いました。
私は躊躇しましたが、ようやく声が出ました。
言葉は違いますが、曲はわかりました。
彼らと私たちの塹壕の間の、傷ついた土地をまたいで、甘いメロディーと言葉が聞こえました。

along with:〜と一緒に
join in:〜に入る
hesitate:〜を躊躇う
finally:ついに、ようやく
found my voice:声を見つけた→声が出た
Though +文章:接続詞(〜だが)
tune:曲
across:前置詞「〜をまたいで」

⑥小休止中に、ジョージと私は4つめの曲を歌い始めました。
最初はジョージと私だけが歌っていましたが、すぐに部隊の他の連中も加わりました。
ドイツ人は音楽に合わせて静かに手をたたきました。
私たちはさらに2曲をリードして歌いました。

pause:小休止
started to do:〜することを始めた
the only ones singing:現在分詞singingがonesを修飾しています。
the rest of:〜の残り
unit:部隊
softly:静かに
clap:手を叩く
in time to the music:音楽に合わせて
led:leadの過去形「リードする、導く」

⑦突然、まったく予想外に、一人のドイツ兵が土の塚の上に頭を飛び出させました。
私たちはライフルを戦闘可能な状態で持っていました。
彼はゆっくりと立ち上がり、空っぽの両手を頭の上で振りました。
「友よ」と彼は叫びました。
「今日はクリスマスです。銃撃はなしだ。友よ。」
ジョージはライフルを下ろし、私から体を離し、そして立ち上がりました。
「そうだ。今日は平和。クリスマスの平和だ。」

suddenly:突然
quite:かなり
unexpectedly:予想外に
pop:飛び出す
above:前置詞「〜の上に」
the mound:塚
held:holdの過去形「持つ」
rifles:ライフル
ready for:〜の準備ができている
rose:riseの過去形「上がる」
wave:振る
empty:空の
shout:叫ぶ
put down:〜を下げる
pull away :離す
stood up:stand upの過去形「立ち上がる」
peace:平和

⑧私たちは塹壕の間の土地に集まりました。
倒木と砲弾でできた穴ぼこが私たちを取り囲んでいました。
ドイツ人はワイン、パン、チーズを持ってきました。
私たちはソーセージとミンスパイを持ってきました。
一緒に食べました。
私たちは家族や友人について話しました。
ある者たちはトランプをし、またある者たちはサッカーをしました。

gather in:〜に集まる
land:土地
broken trees:「壊れた木」brokenが過去分詞でtreesを修飾しています。過去分詞が一語の場合は前から修飾、二語以上の場合は後ろから修飾します。
shell craters:砲弾で出来た大きな穴
surround:〜を囲む
brought:bringの過去形「〜を持ってくる」
mince pies:ミンスパイ(クリスマス用のお菓子)
play cards:トランプをする

⑨日が沈むと、私たちはもう一曲歌いました。
それからゆっくりと、残念そうに、私たちは敵対するそれぞれの塹壕に戻りました。
翌日、戦争が再開されました。
私たちは再び敵になりましたが、一瞬の間、そこには「地上の平和、人間への善意」がありました。

as+文章:接続詞としてのasは様々な訳し方があります。今回は文脈から推察すると、「〜するにつれて」が適当です。
the sun set:日が落ちる
sang:singの過去形「歌う」
slowly:ゆっくりと
regretfully:残念そうに
opposing:反対の、相手の
resume:再開する
for a moment:一時的に、一瞬
good will:良い意志、善意

⑩あなたの愛する息子、バジルより

以上で「A Moment of Peace」の現代語訳と重要文法の解説を終了します。
定期テスト頑張ってください!

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