【中2国語定期テスト対策】『走れメロス』の解説・予想問題-光村図書

【中2国語定期テスト対策】『走れメロス』の解説・予想問題

こんにちは!都立自校作成校受験対策専門塾・誠学会の中山です。

この記事では、公立中学校の中学2年生の光村図書出版が出している国語の教科書の中の『走れメロス』の要点の解説と定期テストで出そうな問題の解説をします。

東京都の公立中学校で光村図書出版の国語の教科書を使っている方の定期テスト対策にお使いください。

※以下の地域に当てはまる方がこちらの教科書の対象です。

千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、足立区、葛飾区、立川市、武蔵野市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、西東京市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、羽村市、あきる野市、西多摩地区、大島地区、八丈地区、小笠原村

では解説を始めます。

目次

『走れメロス』のあらすじ

太宰治の作品で、ストーリーは主人公メロスが王に歯向かった罪で処刑されることになりますが、友人セリヌンティウスを人質にし、3日間の猶予を得ます。 そして、メロスは約束の期限までに戻るため、数々の障害を乗り越えて走り続けるという友情の物語です。

『走れメロス』の定期テスト予想問題

Q. P197 12行目「人を信ずることができぬ」とありますが、これに対してのメロスの感想を抜き出しなさい。

A. 人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。(P198 9行目)

Q. P197 17行目「メロスは単純な男であった」とありますが、ここで言う単純とはどのようなことですか?

A. 王の蛮行の噂を鵜呑みにして真偽を確かめず、感情的に行動してしまうこと。

Q. P197 20行目「この短刀で何をするつもりであったか。」とありますが、何をするつもりでしたか?

A. 王を殺すこと。

Q. メロスが王を殺そうとしていることを裏付ける発言を抜き出しなさい。

A. あきれた王だ。生かしておけぬ。(P197 16行目)

Q. P198 6行目「お前などには、わしの孤独の心がわからぬ。」とありますが、なぜ王は孤独なのですか?

A. 人を信じることが出来ないから。

Q. 人を信じることが出来ないことを王の表情で表現した一文を抜き出しなさい。

A. その王の顔は〜に深かった。(P198 9行目)

Q. 人を信じることが出来ない王は人間を何と表現していますか?4字で抜き出しなさい。

A. 私欲の塊(P198 10行目)

Q. P199 9行目「逃した小鳥」とは誰のことですか?

A. メロス

Q. P200 2行目「ちょっと遅れて来るがいい。」とありますが、どのような意図で王は言ったのですか?

A. メロスの身代わりを殺して、人は信じられないという自分の考えを証明してやろう。

Q. P200 5行目「おまえの心は、わかっているぞ。」とありますが、王はメロスがどうすると予想したのですか?

A. 友人を裏切って戻ってこない。

Q. P200 6行目「メロスは悔しく、じだんだを踏んだ。」とありますが、なぜ悔しかったのでしょうか?

A. 王が自分を全く信じていないから。

Q. P205 4行目「これほど努力したのだ。」とありますが、具体的に努力した内容が書かれている部分をP204-205の中で抜き出しなさい。

A. 濁流を泳ぎ切り〜突破してきた(P204 16行目)

Q. P206 4行目「君を欺く」とありますが、欺くとは具体的にどうすることですか?それが書いてある部分を抜き出しなさい。

A. 遅れていく(P206 10行目)

Q. P206 6行目「私だからできたのだよ。」とありますが、私が「どう」だからできたのですか?

A. 友と友の間の信実はあると王に証明したいという強い気持ち

Q. P206の中でメロスが諦める言い訳として信実を否定する論理を唱えています。その論理を2文で抜き出しなさい。

A. 人を殺して自分が〜定法ではなかった。(P206 16行目)

Q. P206の中で「裏切り者」を別の言葉で言い換えた言葉を抜き出しなさい。

A. 地上で最も不名誉の人種(P206 12行目)

Q. P207 1行目「何か小さくささやきながら清水が湧き出ている」とありますが、ここで用いられている表現技法を答えなさい。

A. 隠喩

解説:直喩は「〜のような」と喩えているのがわかりやすいですが、隠喩は「〜のような」という記述なく、喩えています。

Q. P207 10行目「悪い夢」とありますが、P207において「悪い夢」と同じ意味の表現を抜き出しなさい。

A. 悪魔のささやき

Q. P207で諦めかけていた心に希望が生まれ、自分を奮い立たせている段落の初めの一文を抜き出しなさい。

A. 私は信頼されている。(P207 10行目)

Q. P207 20行目「遅れてはならぬ。」とありますが、期限はいつまでですか?P207から抜き出しなさい。

A. 日没(P207 5行目)

Q. P207-208において一つ一つの文を短くし、緊迫感や疾走感を出している部分を抜き出しなさい。

A. 急げ、メロス。(P207 19行目)〜きらきら光っている。(P208 3行目)

Q. P208において「いや、まだ日は沈まぬ。」と2回言っているのはなぜですか?

A. 日没が迫り、間に合うか分からないが、まだ可能性はあると信じているから。

Q. P209 17行目において「私を殴れ。」と言ったのはなぜですか?

A. 途中で一度諦めかけた自分を罰してほしかったから。

Q. P209 20行目において「全てを察した様子でうなずき、」とありますが、セリヌンティウスのどのような心情が伺えますか?

A. メロスの友に嘘をつきたくないという誠実な気持ちを理解した。

Q. P211 9行目において「頬を赤らめて」とありますが、なぜ王は頬を赤らめたのですか?

A. 自分の間違いが証明されてそれを恥じたから。

Q. P211 10行目において「わしの心」とありますが、どのような心ですか?

A. 人を信じない心

以上で『走れメロス』の解説と予想問題を終わります。しっかり予想問題を解いて、定期テストで高得点をとりましょう!

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