こんにちは!都立自校作成校受験対策専門塾・誠学会の中山です。
この記事では、公立中学校の中学3年生の光村図書出版が出している国語の教科書の中の松原仁さんの『人間と人工知能と創造性』の要点の解説と定期テストで出そうな問題の解説をします。
東京都の公立中学校で光村図書出版の国語の教科書を使っている方の定期テスト対策にお使いください。
※以下の地域に当てはまる方がこちらの教科書の対象です。
千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、足立区、葛飾区、立川市、武蔵野市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、西東京市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、羽村市、あきる野市、西多摩地区、大島地区、八丈地区、小笠原村
では解説を始めます。
目次
- 1 『人間と人工知能と創造性』の筆者の主張・あらすじ・要約
- 2 『人間と人工知能と創造性』の定期テスト予想問題
- 2.1 Q. P126 下段12行目「今までにないことを思いつくのであれば」とありますが、これにはどういう意図が込められていますか?
- 2.2 Q. 創造性においてコンピュータの方が人間より優れている能力は何ですか?2つ答えなさい。
- 2.3 Q. P127 上段14行目「新しく思いつくことのほとんどは使いものにならない」とありますが、それはどういう意味ですか?
- 2.4 Q. コンピューターの苦手なことは何ですか?また、それはなぜ苦手なのでしょうか?
- 2.5 Q. P127 下段13行目「人間と人工知能の関係の中で人間が果たすべき役割」とありますが、人間と人工知能それぞれ何の役割をすれば良いのでしょうか?
- 2.6 Q. 人間と人工知能が役割分担や協力をすることで得られるメリットを二つ答えなさい。
- 2.7 Q. 筆者は創造性を二つの段階に分けています。その二つを答えなさい。
- 3 『人工知能との未来』と『人間と人工知能と創造性』の比較問題
- 3.1 Q. 「人工知能との未来」のP125 上段9行目「人工知能の判断が常に絶対的に正しいわけでもありません。」と似ている意味の文章を「人間と人工知能と創造性」の文章から一文抜き出しなさい。
- 3.2 Q. 「人工知能との未来」のP125 上段12行目「このような判断力は、普段から自分で考えることでしか、養われないのです。」と同じ考えを表す文章を「人間と人工知能と創造性」の文章から一文抜き出しなさい。
- 3.3 Q. 「人間と人工知能と創造性」のP127 上段20行目「評価」を人間がする際に何で判断をしていますか?「人工知能との未来」の文章から抜き出しなさい。
- 3.4 Q. 人工知能と人間の関わりにおいてポジティブな未来を示す筆者の主張が書かれている段落をそれぞれの文章から抜き出しなさい。
- 4 内申点対策・定期テスト対策なら自校作成校専門対策塾 誠学会
『人間と人工知能と創造性』の筆者の主張・あらすじ・要約
筆者の主張:創造性は2つの段階に分かれます。
第一段階は新しいことを思いつくこと→コンピュータが得意
第二段階はたくさんの候補の中から見込みのありそうなものだけを選び出すこと→コンピュータは苦手で人間が得意
このように人間と人工知能が協力することで創造することができます。
『人間と人工知能と創造性』の定期テスト予想問題
定期テストに出そうな問題を記載しますので、テスト前に自分でそれぞれの問いの答えが出るかをテストし、答えられない箇所はしっかり覚えておきましょう!
解答の根拠になる箇所も書いてありますので、手元に教科書を用意しながら見ましょう。
Q. P126 下段12行目「今までにないことを思いつくのであれば」とありますが、これにはどういう意図が込められていますか?
A. 表面上は異なる作品だが、おもしろくはないということ。(P126 下段16行目)
Q. 創造性においてコンピュータの方が人間より優れている能力は何ですか?2つ答えなさい。
A. ①一時間に十万作の小説を書くことができる速さ
②偏りなく、等しい出現頻度でたくさん生み出すこと
Q. P127 上段14行目「新しく思いつくことのほとんどは使いものにならない」とありますが、それはどういう意味ですか?
A. 新しいつもりでも誰かが既にやっていたり、全く意味のないことであったりするから。
Q. コンピューターの苦手なことは何ですか?また、それはなぜ苦手なのでしょうか?
A. たくさんの作品の名から優れたものを選ぶこと。
理由:何をよいとするか、おもしろいとはどういうことかの評価が難しいから。
Q. P127 下段13行目「人間と人工知能の関係の中で人間が果たすべき役割」とありますが、人間と人工知能それぞれ何の役割をすれば良いのでしょうか?
A. 人工知能:アイデアをたくさん出す
人間:それらを評価して具体的な完成品にする
Q. 人間と人工知能が役割分担や協力をすることで得られるメリットを二つ答えなさい。
A. 生産性が高くなること
新しい価値を生み出すこと
Q. 筆者は創造性を二つの段階に分けています。その二つを答えなさい。
A. ①新しいことを思いつくこと。
②たくさんの候補の中から見込みのありそうなものだけを選び出すこと。
解説:第一段階として「創造性は新しいことを思いつく能力」(P126 下段12行目)という記述があるが、これはコンピュータにとっては得意と書いてありますが、コンピュータが苦手なこととして「評価」という作業について記述されています。(P127 上段17行目から)これが第二段階にあたります。
『人工知能との未来』と『人間と人工知能と創造性』の比較問題
「人工知能との未来」と比較された問題が出る可能性があるので、「人工知能との未来」の解説記事もご覧ください。
Q. 「人工知能との未来」のP125 上段9行目「人工知能の判断が常に絶対的に正しいわけでもありません。」と似ている意味の文章を「人間と人工知能と創造性」の文章から一文抜き出しなさい。
A. いっぽうで、コンピュータに〜優れたものを選ぶことである。(P127上段12行目)
解説:人工知能のデメリットについて触れられている箇所を抜き出しましょう。
Q. 「人工知能との未来」のP125 上段12行目「このような判断力は、普段から自分で考えることでしか、養われないのです。」と同じ考えを表す文章を「人間と人工知能と創造性」の文章から一文抜き出しなさい。
A. 評価を適切にこなす〜判断力を養うことが大切だ。(P127下段17行目)
Q. 「人間と人工知能と創造性」のP127 上段20行目「評価」を人間がする際に何で判断をしていますか?「人工知能との未来」の文章から抜き出しなさい。
A. 経験からつちかった「美意識」(P125上段4行目)
Q. 人工知能と人間の関わりにおいてポジティブな未来を示す筆者の主張が書かれている段落をそれぞれの文章から抜き出しなさい。
A. 人工知能との未来:さらにいえば、〜 (P125上段21行目)
人間と人工知能と創造性:ここに、人間〜 (P127下段3行目)
解説:どちらも最後の筆者の主張の段落に書かれています。
以上で『人間と人工知能と創造性』の解説と予想問題を終わります。しっかり予想問題を解いて、定期テストで高得点をとりましょう!
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