【中3国語定期テスト対策】『人工知能との未来』の解説・予想問題-光村図書

【中3国語定期テスト対策】『人工知能との未来』の解説・予想問題

こんにちは!都立自校作成校受験対策専門塾・誠学会の中山です。

この記事では、公立中学校の中学3年生の光村図書出版が出している国語の教科書の中の羽生善治さんの『人工知能との未来』の要点の解説と定期テストで出そうな問題の解説をします。

東京都の公立中学校で光村図書出版の国語の教科書を使っている方の定期テスト対策にお使いください。

※以下の地域に当てはまる方がこちらの教科書の対象です。

千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、足立区、葛飾区、立川市、武蔵野市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、西東京市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、羽村市、あきる野市、西多摩地区、大島地区、八丈地区、小笠原村

では解説を始めます。

目次

『人工知能との未来』の筆者の主張・あらすじ・要約

筆者の主張:人工知能は便利だが、全て信頼するのではなく、常に自分で考え、判断力を養っていかなければならない。

将棋の棋士が人工知能と向き合っているように、今後社会にも人工知能が溢れ、向き合わなければならなくなるという未来を示し、その際に必要なことを書いています。

『人工知能との未来』の定期テスト予想問題

定期テストに出そうな問題を記載しますので、テスト前に自分でそれぞれの問いの答えが出るかをテストし、答えられない箇所はしっかり覚えておきましょう!

解答の根拠になる箇所も書いてありますので、手元に教科書を用意しながら見ましょう。

Q. P124 上段9行目「今後の社会の在り方を先取りしている」とありますが、これはどういうことでしょうか?

A. 現在、将棋の騎士が人工知能と向き合っているように、今後、人工知能が社会に浸透し、棋士同様、人工知能と向き合う状況になっていくということ。

解説:先取りという言葉から将棋の棋士が社会より先に行っていることが分かります。そのため、現在将棋の棋士が人工知能と向き合っている状況に社会の人々もなっていくということです。

Q. P124 下段 6行目「意思決定」とありますが、人間と人工知能は何を判断基準としているかをそれぞれ答えなさい。

A. 人間:美意識 (P125上段3行目)
人工知能:評価値 (P124 上段15行目)

解説:傍線部の直前には人工知能側の判断基準である評価値しか書いてありませんのでとりあえず人工知能と人間を対比構造を掴み後の文章を読みましょう。そうするとP125上段3行目に「膨大なデータと強大な計算力で最適解を導き出す人工知能。それに対して人間は、経験からつちかった美意識を働かせて物事を判断している」という記述があります。

Q. P124 下段9行目「人工知能には恐怖心がない」とありますが、人工知能と人間の違いを答えなさい。

A. 人工知能はただ過去のデータを基に一手を選ぶので恐怖心を感じないのに対し、人間は危険を察知して不安や違和感を覚える一手に恐怖心を感じる。

Q. 恐怖心がない人工知能と一緒に社会生活を営むことに筆者は懸念を抱いていますが、それはなぜですか?

A. 安心感や安定感など、人間が無意識に求める価値や倫理を共有していないから。

Q. P125 上段10行目「どこまで評価値の判断を参考にするかまで含めて、選択肢を考えていくことが必要になります。」とありますが、なぜそんなことをしなければならないのですか?

A. 人工知能の判断が常に絶対的に正しいわけではないから。

Q. P125 上段19行目「今後どのように対応するかを考えていく」とありますが、具体的に何をするべきと筆者は言っていますか?

A. 普段から自分で考えて判断力を養うこと。(P125 上段12行目)

Q. 人工知能のメリットが書いてある部分を抜き出しなさい。

A. 自分の視座が変わるような見方を教えてくれる。(P125 下段2行目)

『人工知能との未来』と『人間と人工知能と創造性』の比較問題

「人間と人工知能と創造性」と比較された問題が出る可能性があるので、「人間と人工知能と創造性」の解説記事もご覧ください。

Q. 「人工知能との未来」のP125 上段9行目「人工知能の判断が常に絶対的に正しいわけでもありません。」と似ている意味の文章を「人間と人工知能と創造性」の文章から一文抜き出しなさい。

A. いっぽうで、コンピュータに〜優れたものを選ぶことである。(P127上段12行目)

解説:人工知能のデメリットについて触れられている箇所を抜き出しましょう。

Q. 「人工知能との未来」のP125 上段12行目「このような判断力は、普段から自分で考えることでしか、養われないのです。」と同じ考えを表す文章を「人間と人工知能と創造性」の文章から一文抜き出しなさい。

A. 評価を適切にこなす〜判断力を養うことが大切だ。(P127下段17行目)

Q. 「人間と人工知能と創造性」のP127 上段20行目「評価」を人間がする際に何で判断をしていますか?「人工知能との未来」の文章から抜き出しなさい。

A. 経験からつちかった「美意識」(P125上段4行目)

Q. 人工知能と人間の関わりにおいてポジティブな未来を示す筆者の主張が書かれている段落をそれぞれの文章から抜き出しなさい。

A. 人工知能との未来:さらにいえば、〜 (P125上段21行目)

人間と人工知能と創造性:ここに、人間〜 (P127下段3行目)

解説:どちらも最後の筆者の主張の段落に書かれています。

以上で『人工知能との未来』の解説と予想問題を終わります。しっかり予想問題を解いて、定期テストで高得点をとりましょう!

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