【中2国語定期テスト対策】『翻訳作品を読み比べよう』『星の王子様』の解説・予想問題-光村図書

【中2国語定期テスト対策】『翻訳作品を読み比べよう』『星の王子様』の解説・予想問題

こんにちは!都立自校作成校受験対策専門塾・誠学会の中山です。

この記事では、公立中学校の中学2年生の光村図書出版が出している国語の教科書の中の『翻訳作品を読み比べよう』『星の王子様』の要点の解説と定期テストで出そうな問題の解説をします。

東京都の公立中学校で光村図書出版の国語の教科書を使っている方の定期テスト対策にお使いください。

※以下の地域に当てはまる方がこちらの教科書の対象です。

千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、足立区、葛飾区、立川市、武蔵野市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、西東京市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、羽村市、あきる野市、西多摩地区、大島地区、八丈地区、小笠原村

では解説を始めます。

『翻訳作品を読み比べよう』『星の王子様』のあらすじ・筆者の主張・論理構造

この文章では翻訳の仕方の違いで文章の受け取られ方が変わってくるということがテーマとなっています。

星の王子さまのAの文章とBの文章での翻訳の違いをしっかり復習しておきましょう。

Aの文章:年齢の低い子供でも分かりやすいように具体的に表現しています。

Bの文章:短文を重ね、会話のテンポを重視し、同じ言い回しは避け、抽象的に表現しています。

『翻訳作品を読み比べよう』『星の王子様』の定期テスト予想問題

定期テストに出そうな問題を記載しますので、テスト前に自分でそれぞれの問いの答えが出るかをテストし、答えられない箇所はしっかり覚えておきましょう!

解答の根拠になる箇所も書いてありますので、手元に教科書を用意しながら見ましょう。

Q. A.「それ、なあに?」からの文章と B.「このモノ、いったい何?」からの文章の違いを答えなさい。

A. 前者:です・ます調 後者:だ・である調

解説:それぞれの文章の文末が前者はです・ますと敬体であるのに対し、後者はだ・であると常体となっています。

Q. Aの文章とBの文章それぞれの王子さまのイメージを答えなさい。

A. A:無邪気で幼いイメージ
B:明るくて物怖じしないイメージ

Q. 僕が王子さまに親しみを抱いているのがわかるのはどちらの文章ですか?また、その理由を答えなさい。

A. Aの文章、理由:Aの文章では「王子さま」と呼んでいるが、Bの文章では「彼」と呼んでいるから。

Q. Aの文章の「なんだって!」とBの文章の「そうか!」はそれぞれ王子さまのどのような感情を表現していますか?

A. なんだって!:驚き、そうか!:納得

解説:AとBの文章での表現の違いを確認しましょう。

Q. 「王子さまの夢のような姿が、ぽうっと光ったような気がしました」とありますが、この表現はどんなことを表していますか?

A. 王子さまが不思議な存在であることを強調している。

解説:その直前のセリフの「じゃあ、君も、天からやって来たんだね!」に着目しましょう。

Q. Aの文章で「天から落ちるなんて、ありがたくないこと」とありますが、この部分はBの文章では何と書かれていますか?

A. 自分の不運

解説:「〜を真剣に受け止める」という部分に当てはまる箇所を見つけましょう。

Q. Aの文章とBの文章の翻訳者の翻訳の違いを答えなさい。

A. Aの文章では分かりやすく具体的に翻訳しているのに対し、Bの文章では同じ言い回しは避け、簡潔さを心がけている。

解説:Bの文章では空から落ちて来たことが前の文章で言及されているので、重複を避けるために、自分の不運と抽象的に表現しています。逆にAの文章では子供にも分かりやすいように具体的、悪く言えばまどろっこしい表現をしています。

以上で『翻訳作品を読み比べよう』『星の王子様』の解説と予想問題を終わります。しっかり予想問題を解いて、定期テストで高得点をとりましょう!

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